国際ネット婚活でオーストラリア人と国際結婚、その後オーストラリアに移住した琴子です。
移住後に「パートナービザ」という国際結婚・国際事実婚の配偶者が取得できるビザを申請しました。
パートナービザとビザ申請と合わせて行わなければならない手続きが「メディケアカード」の取得です。
メディケアカードとは日本でいう健康保険証。オーストラリアの健康保険はパートナービザを申請した外国人にもオーストラリア人と平等な健康保険の恩恵を受けられるシステム。
今回はオーストラリアでパートナービザを申請中に行ったメディケアカードの取得手続きの方法と注意点についてお伝えします。
パートナービザ申請中にメディケアカードの取得方法
パートナービザ申請直後、ブリッジングビザに切り替わります。「ブリッジングビザ発給証明」(Visa Grant Noticeというメール)があれば、メディケアカードの取得手続きが可能になります。
①必要書類の確認
メディケアカードの手続きに必要な書類は3つ。
- パスポート
- ブリッジングビザのVisa Grant Number(移民局からのメールに記載してあります)
- メディケア加入のための申請書類
※メディケアの申請書類はメディケアサービスセンターでもらうこともできますが、ウェブサイトからダウンロードし記入済みの書類を持っていくこともできます。
メディケア申請書類のダウンロードはこちら>>Medicare enrolment form
英語に自信がない方は念のために書類に記載してある質問事項に目を通していくと安心ですね。琴子は家でプリントアウトして記入済みの書類を持っていきました。
②メディケアサービスセンターの場所をチェック
メディケアカードの申請はオンラインではできないので、最寄のメディケアサービスセンターに行かなければなりません。
メディケアサービスセンターの場所はこちらのページで「Medicare Service Centre」を選択し、お住まいのサバーブ名を入力して検索すると最寄のセンターの詳細(住所、電話番号、営業時間)が表示されます。
>>Find Us -Department of Human Service
③メディケアサービスセンターへ必要書類を提出
最寄のメディケアサービスセンターに申請者本人が申請書類を提出します。
建物の中に入って、順番待ちのチケットを取って待つこと10分ほど。電工掲示板にチケット番号とカウンター番号が案内されました。
カウンターで書類を提出し、スタッフのお姉さんが5分ほどパソコンをカタカタ打ち、手続き完了。メディケア番号が記載された1枚の書類を渡してくれました。
メディケアカードは2週間以内に自宅のポストに郵送で届きます。その間に体調を崩してクリニックに行く場合は、メディケア番号が書いてある書類を持っていけば保険適用で診察が可能です。
④メディケアカードの取得手続きが終わったらMyGovに登録
MyGovとは
医療や税金、児童手当や老人福祉・障害福祉など様々な個人情報にアクセスできるシステム。日本でいうマイナンバー制度のようなもので、オーストラリア国民、永住権、永住権に付随する人がアカウントを作成できる。
オーストラリアの医療機関はその場で保険適用となり診察料がかかからない「Bulk Bill」を掲げたところと、診察料をいったん支払い、後から保険を使って取り戻す、という2パターンがあります。
後者の場合、MyGovの登録を済ませておけば、オンラインで簡単に診察料を取り戻す手続きが可能となります。
MyGovの手続きはこちら >>Sign in-MyGov
パートナービザでメディケア加入する際の注意点
1.パートナービザを申請とほぼ同時に移民局から届くブリッジングビザがおりたことを知らせるメールは保存しておく。※メールに記載してあるVisa Grant Numberがメディケア加入に必要。
2.メディケア加入の手続きは必ず本人がメディケアサービスセンターへ出向くこと。
3.書類はダウンロードして家で必要事項を記入しておくと安心。
メディケアセンターでの手続きも書類を出すだけ。カウンターのスタッフとは挨拶だけで特に難しい会話もありませんでしたよ。
まとめ
パートナービザを申請したら、その流れでメディケアカードの受け取りの手続きもいっきに済ませてしまいましょう。
オーストラリアではメディケアがあれば、一般診療は無料(薬代は本人負担)、眼科や歯科は有料となります。
琴子の場合、加入申請から10日ほどでメディケアカードが届きました。ポストに無造作に入っていたところがオーストラリアらしい、、、。
カードはちょうどクレジットカードと同じ大きさなので、万が一の時のためにお財布に入れておくと安心ですよ。