憧れの国際結婚、イケメン外国人夫との海外での甘い暮らし、ハーフのかわいい子ども、、、、
そんな夢のようなキラキラした未来を思い描きながら、国際結婚に辿り着いたものの数年後には「この結婚は失敗だったな、、、」と離婚に至るカップルも多いことも知っておかなければなりません。
国際結婚に失敗し、離婚するカップルは全体の7割にも及びます。
今回は私の周りで起きた「国際結婚からの国際離婚」の道をたどった日本人女性の特徴についてお話します。
国際結婚に失敗するパターン①女性の経済力がない・専業主婦希望
私はオーストラリア人とオーストラリアで暮らしています。ここでは共働きが当たりまえ。子どもの有無関係なしに女性も男性と同じように働きます。
オーストラリアに限らず海外の多くの国では仕事も家事も平等に夫婦でこなしていくのが一般的で、専業主婦は少数派。
しかし、一部の日本人女性は「専業主婦」がステータスか何かと勘違いし、すべての生活費を夫に依存している生活を何の疑問を持たずに送っています。
最近、オーストラリア人の旦那さんと別居した専業主婦の日本人女性は「女性は美容にいろいろとお金がかかるのに旦那が理解してくれない」と生活費の文句を常に行っていました。
他にも理由があるのかもしれませんが、経済的な部分をすべて依存され、自分で稼ごうとは1ミリも思っていない彼女に嫌気がさした、、、というパターンです。
国際結婚に失敗するパターン②過剰な憧れから相手の人間性を見極めていない
外国人彼氏や国際結婚に対する過剰な憧れから正常な判断力が欠如した状態の中、勢いで結婚を決めてしまったパターンですね。
最悪なのは「外国人」というだけで恋愛対象にしてしまう「外人ハンター」の日本人女性と、「日本人」という国籍に魅力を感じてしまう「アジ専」(アジア専門)の外国人男性との組み合わせ。
お互いの「上っ面」だけで恋をして結婚できたとしても、現実は憧れだけでやっていけるほど甘くないんです。
「国際結婚」というステータスへの憧れや、見た目や国籍でパートナーを選んでしまった女性は「こんなはずじゃなかった」と不平不満が多い結婚生活となってしまいます。
国際結婚に失敗するパターン③年齢からの焦り
私も40を目前にして焦りの気持ちの中、婚活をしたので気持ちはわかるんです。
アラフォー・40代の婚活女性ってぶっちゃけ婚活市場に需要はありません。婚活にほとほと疲れ果てたところに現れるのが、SNSを利用した国際ロマンス詐欺です。
もし結婚までこぎつけたとしても、彼にとっての目的は金銭や日本のビザだった、というパターンもあり、「焦りを感じている女性」は詐欺師にとっては格好のターゲットなんですね。
私の友人の話ですが、年下のフィリピン人と結婚し、生活費、結婚式費用、学費、ビザ代のほとんどを彼女が支払っていました。しかし、フィリピン旦那の不倫相手の若い彼女が妊娠し離婚。
この手の話、オーストラリアにいるとわりと頻繁に聞きます。
人生の一大イベントを年齢のせいで焦って決めるのもどうかと思います。
じっくりとプロフィールをチェックして、じっくりメッセージのやりとりができるネット婚活、おすすめですよ。
国際結婚に失敗するパターン④語学力不足・コミュニケーション不足
「何も言わなくてもわかってくれる」は外国人男性には通用しません。
「黙っている=文句はない・受け入れている」と捉えるので、思ったことは何でも言葉にしなければ伝わることはないんです。
英語や現地語を身に付ける努力ができない人、旦那さんとのコミュニケーションが面倒くさいと感じる人、「なんでわかってくれないの?」といら立ちを覚える人は、そもそも国際結婚にはむいてなかったんじゃないかと思います。
こちらの記事でもお伝えしましたが、外国人夫との間の言葉の壁はなくなることはありません。でも、お互いの努力で「言葉の壁を低くする」ことは可能。
自分の気持ちを伝える、相手の気持ちを理解する、国際結婚はこの繰り返し。「なんでわかってくれないの」という思いがわいてきたら危険信号です。
国際結婚に失敗するパターン⑤文化の違いが受け入れられない
事あるごとに日本での生活と現地での生活を比べて、
「日本ではありえない」
「日本ではこんなんじゃない」
「日本では、、、、」
と生活の利便性や安全性の文句ばかり言っていたら、旦那さんも周りの人たちもたまったもんじゃありません。
このタイプの友達の話を聞いていると、心からうんざりしました、、、、
後ろ向きにしか今の生活をとらえることができない、悪い部分にだけ目がいってしまう、そんな日本人女性は離婚にこそならないかもしれませんが、もんもんとした気持ちで毎日を過ごさなければならない、という点で国際結婚は失敗だと思うんですよね。
ネガティブな人とは距離をおきたくなるのが人間の性(さが)
旦那さんの国の風習や文化にはできるかぎり受け入れる柔軟性が必要ではないでしょうか。