40代で海外移住! 国際結婚した日本人妻が現地で仕事を見つけるには？

オーストラリア人男性と日本で出会い、国際結婚、そして夫の国・オーストラリアへ海外移住しました。

オーストラリアへの移住を決めた時、私は40歳。様々な不安の中で存在感が大きかった悩みは「仕事が見つかるのか？」

国際結婚の日本人妻は専業主婦が多いイメージですが、琴子は働きたかったんですよ。平等なパートナーシップ、と言うと大げさですが、少しでも家計に貢献したい気持ちがありました。

今回は国際結婚・海外移住した日本人妻が現地で仕事をする重要性や、仕事を見つける方法などについてお伝えします。

オーストラリアは夫婦共働きが当たり前！専業主婦は離婚原因になることも。

多くの欧米諸国がそうであるように、ここオーストラリアでも共働きが当たり前。

なぜなら、「妻は養う存在ではなく人生を共に歩むパートナー」という考えかたが一般的だからです。

つまり、結婚によって経済的に依存されることは外国人男性は望んでいない、ということですね。

オーストラリアでは出産後の産休は4か月。4か月後に保育園に赤ちゃんを預けて仕事復帰する妻も珍しくありません。

精神的・経済的な自立が大人の女性にとっては当たり前。日本よりも物価が高い、という理由もありますが、どんな状況であれ、「自分の食い扶持は自分で稼ぐ」というマインドを持つ女性がほとんどです。

日本人女性は「専業主婦」に憧れを持つ方も少なくありませんが、特別な事情がないのに、専業主婦に固執する日本人女性の態度は離婚の原因になることも。

それに、夫が万が一、失業や体調不良で仕事できなくなってしまった時のために彼を支えられる存在になりたい、と私は思うのです。

夫のジョナは私がシドニーでの生活が落ち着くまで仕事はしなくていいよ、と言ってくれました。

でも、パートナービザを申請、ブリッジングビザがおりた時点で、私にはオーストラリアでの就労許可が認められました。

そこで、さっそく就職活動を始めたのです。

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現在は、近所の日本食レストランでアルバイトをしながら、空いた時間にベビーシッターをし、本格的にオーストラリアのチャイルドケア（幼児教育）を勉強したくて専門学校に通学しています。

英語力がネックになり、なかなか就職活動をする勇気がでない日本人妻は、まずは「海外で働き、現地通貨でお金をもらう」ということに慣れていくことから始めてみてはいかがでしょうか。

レストランのアルバイトの求人はあふれかえってますし、琴子のように「日本での経歴」（保育士でした）が現地でのお仕事に繋がる可能性もあります。

また、隙間時間にウェブライターやブログなど、日本語で完結するお小遣い稼ぎも始めてみました。

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オーストラリアでパートナービザ、または特定のカテゴリーで永住権をを取得すると、政府が運営する語学学校に無料で通学することができます。

この無料の英語習得プログラムはAMEP（Adult Migrant English Program）と呼ばれ、オーストラリアの基本情報や生活に必要な情報と英語レッスンを510時間「大人の移住者」に対して提供しています。

琴子は仕事を探す前に、AMEPでみっちり英語を勉強し、その後専門学校に入学しました。専門学校は週2～3日の通学なので、空いた時間にアルバイト、という生活を送っています。

専門学校でオーストラリアの国家資格を取得したら、フルタイムの仕事を探す予定。

このように、いきなり現地で就職活動をする自信がない、という方は無料英語レッスンを活用し、英語力を磨き、その後に就職、もしくは資格取得の勉強を目指すのもおすすめです。

オーストラリアのいいところは、就職なり勉強なり新しい挑戦をするときに年齢がネックにならないところ。

履歴書には年齢や性別、国籍を記載する必要はありませんし、語学学校・専門学校には若い人だけでなく、40代以上の生徒もたくさん在籍しています。

仕事を見つける際に年齢が気になってしまう日本と異なり、ここでは「何歳でも挑戦できる」という環境です。

まずは最低限の英語力を身に着けたら、興味のある仕事や勉強にどんどん挑戦してみましょう。

知らない土地で自立しようと試行錯誤することは容易ではありませんが、毎日新鮮な気持ちで過ごせるというメリットもありますよ。

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