こんにちは、琴子です。
オーストラリア人男性と国際結婚をし、現在はオーストラリアで暮らしています。よく日本人女性に聞かれるのが「苗字はどうして変えなかったの?」という質問。
私は苗字を変えないで夫婦別姓を選びました。
オーストラリアでは結婚後の姓の選択肢、私たちが夫婦別姓を選んだ理由をお話しますね。
オーストラリアで国際結婚・苗字の選択肢は3つ
オーストラリアは結婚すると夫婦別姓や夫婦の姓を合わせて複合姓とすることも法律で認められいます。
なので、私は結婚後の苗字は3つの選択肢がありました。
- 夫の苗字になる
- 夫婦別姓
- 複合性(例:「琴子・スミス・田中」夫の苗字を自分の名前に入れる)
どれがいいとか悪いとかはなくって、完全に個人の自由です。日本人同士の婚姻ですと、ほとんどのケースが妻が夫の姓になりますが、オーストラリアでは自分がしっくりくる姓を選びます。
正確なデータを確認したわけじゃないすが、私の周りの既婚女性の8割は夫の姓を名乗っています。だからと言って、少数派の夫婦別姓や複合姓を珍しがられる風潮でもないな、と感じます。
結婚、苗字は変えない夫婦別姓を選んだ理由
私は夫のジョナとも相談し、苗字を変えずに夫婦別姓を選びました。夫の家族や周りの友達も「あら、そうなの」くらいの反応でした。
オーストラリアでは夫婦別姓を選んでも、結婚した日から6か月以内に苗字変更の手続きをすれば夫の姓へ変更することができます。
なので結婚後半年は「どうしようかな?」とふと考えることもありましたが、結果的に「別姓」を選びました。
私達が夫婦別姓を選んだ理由を以下にお伝えしますね。
漠然とした違和感
長いこと慣れ親しんだ自分の姓を捨てて、配偶者の姓になることに漠然とした違和感がありました。憧れていた国際結婚だったのですが、自分の苗字が外国の姓になるのは「なんか違う!」というか、、、うまく説明できないのですが。
パスポートやクレジットカードなどの名義変更が面倒くさい
詳細は長くなってしまうのでここでは省きますが、銀行口座やパスポートやクレジットカード、その他もろもろの名義変更の手続きがこれでもか!というほど面倒くさいし、時間がかかります。
国際結婚の準備や移住後のバタバタの真っ最中だった当時、「これ以上めんどくさいことは無理です!」という気持ちになってました。感情的な理由ですね。
夫の姓になる必要性を感じない
世界には夫婦別姓が当たり前の国がたくさんあります。「結婚=苗字が変わる」という日本の価値観を引きずることもないかな、と。
ネット婚活するほど結婚には憧れてたけど、夫の姓になる必要性は感じていませんし、別姓でもう何年も過ごしていますが、困ったことやトラブルなどは今のところ全くありません。
まとめ
シドニーの日常では苗字を呼ばれることがほとんどなく、ファーストネームで呼び合う文化です。夫婦同姓でも別姓でも大きな違いはそれほどないのでは?が正直な感想です。
苗字をどうするかは完全に本人の自由です。選択肢があるぶん少々悩みましたが、私たちは夫婦別姓がちょうどいいね、という結論になりました。
外国人彼氏との関係が結婚間近だな、と感じている方は「苗字を変える?変えない?」は早い段階で話し合っておくとその後の手続きがスムースですよ。