国際結婚は愛だけではやっていけないな、、、と思うほどお金がかかります。
あなたか彼、どちらかが海外に住まなければならない、ということはまずビザの申請料が重くのしかかります。
憧れていた国際結婚が現実のものとなる瞬間、同時に訪れる結婚にかかるコストにおののく、そんな国際カップルもきっと多いのでは?と思います。
今回は私たち(日本人とオーストラリア人)の国際結婚・海外移住にかかったお金のお話をシェアしますね。
国際結婚はお金がかかる!その理由は?
私が国際恋愛から国際結婚、オーストラリア移住にるまでに感じた「国際結婚ってお金がかかるな」と思ったことをお伝えします。
遠距離恋愛中の交通費
私と夫は付き合い始めてからすぐにやむを得ない理由で遠距離恋愛となってしまいました。
国際遠距離恋愛は国内の遠距離恋愛に比べ「会うための経費」が跳ね上がります。
遠距離だった期間は8か月とそれほど長くありませんが、その間に私がオーストラリアに出向いたり、バリ島で待ち合わせしたり、と1回会う航空券は8万~15万円ほど。現地でかかるお金は彼が出してくれましたが、それでも安月給の保育士には大打撃でしたね、、、、
結婚できた喜びが何倍にも感じられることができたので遠距離恋愛の時間は決して無駄ではなかったと思っています。
オーストラリアのパートナービザの申請料金
オーストラリアのパートナービザ(結婚ビザ・婚約者ビザ・事実婚ビザ)の申請料は7160豪ドル(約54万円)
さらにビザ申請に必要な健康診断・戸籍謄本の翻訳、移民弁護士の費用などで大きなお金が出ていきました。
いくらなんでも高すぎでしょう、、、と思ったけど、ビザが取得できなければオーストラリアに住めないので必要経費です。
オーストラリアのビザの申請日は7月・12月に値上げの発表をすることが多く、パートナービザの申請料は2019年7月からは7547豪ドル(約57万円)になるとのこと。
ビザの申請料だけでなく、ビザ申請に関わる条件や必要書類などはしょっちゅう変更がありますので、必ず移民局のウェブサイトで最新情報をチェックしてくださいね。
現在のビザ情報をチェック>>Department of Home Affair-Partner visa
1年に1回~2回の日本への一時帰国
オーストラリアに移住してから年1~2回、一時帰国をしています。滞在は基本的に実家なのでホテル代はかかりませんが、私にとって日本行きの航空券は安い買い物ではありません。
チケットが安くなる時期を狙って帰国するようにしていますが、それでも750~1000ドルはかかってしまいます。
そして一時帰国中は謎の購買意欲がわいてしまい、イオンやドンキホーテでたくさん買い物しちゃうんですよね、、、シドニーにいるときはあまり物欲ないんですけど、日本のお店って「欲しい!」と思わせるトラップがあちこちに仕掛けられています。
現地で就職するための専門学校の学費
パートナービザが発行されると、移民のための英語のレッスンは無料で受けることができます。
英語コースが終わったあと、現地できちんと就職したかったのと、オーストラリアの保育事情に興味があった私はチャイルドケアの専門学校に通っていました。(日本でずっと保育士だったんです)
保育の現場に出てもOKの基本的な資格(CertificateIII)の授業料が約6000~7000ドル、上位の保育士資格(Diploma)が約16000ドルとけっこうなお値段です。
オーストラリアの専門学校については、日本にいる間に留学エージェントのカウンセラーさんに相談にのってもらっていました。
お客さんから手数料をとらずに学校から運営をサポートしてもらっているエージェントなら無料で相談・手続きをしてもらえますよ。現地での進路や過ごし方にお悩みの方は相談してみてくださいね。
琴子はCertificateIIIが終わった段階です。Diplomaに進むかどうかは検討中です。
日本の食材が割高
日本の食材は輸入品となるので割高です。郷に入っては郷に従えとはいいますが、やっぱりお醤油やお味噌、めんつゆといった基本の食材は欲しいんです。
オーストラリア人の夫も日本で働いていた経験があるので、「日本の食材は必要経費」と私がアジアングロッサリー(アジアの食材のお店)で買い物することに対しては嫌な顔をはしません。
でも日本の価格の2倍3倍の食材はやっぱりぜいたく品ですよね。
まとめ
国際結婚でお金がかかるのは仕方ないこと、、、、特にビザ申請料は避けては通れないコストなので、お相手とお金の話は事前にきちんとしておくことが大切です。
移住後の仕事も最初から正社員は難しくても自分でお金を稼げる方法を探しておけば彼だけに生活費を負担させなくて済みます。日本から求人を探すこともできますし、今ならネットで仕事をすることも可能でなので利用できるものは利用しておきましょう。
ただでさえお金がかかる国際結婚、少しでも経済的に余裕ができるよう仕事探しもビザ手続きと同時に進めておけば移住後もほんの少し気が楽です。